アーユルヴェーダの効果

アーユルヴェーダで白湯の効果とやかん等での作り方!IHでも良い?

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アーユルヴェーダでは白湯を健康法の一つとして捉えていて、最近では芸能人でも白湯を生活に取り入れる方が増えましたよね。

なので、アーユルヴェーダで白湯の効果とやかん等での作り方や、IHでもいいのかといったことが知りたいですよね。

それから、アーユルヴェーダで白湯を飲むとき、断食のときの扱い方や寝る前などのタイミング、スパイスを加える方法も気になりますよね。

そこで今回は、アーユルヴェーダで白湯の効果とやかん等での作り方や、IHでも良いのかといったことについて詳しくお伝えしていきます。

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アーユルヴェーダで注目の白湯のデトックス・冷えや便秘改善効果などをチェック!作り方はやかんで沸かすだけ!IHはダメ!

夏の暑さが続くとついつい冷たい飲み物を飲んでしまったり、クーラーが欠かせなくなり、体の循環が滞っているという方が多いのではないでしょうか。

・なんとなくだるい

・お通じの調子が悪い

・頭痛や腰痛などを感じる

といった症状があれば、体の中に毒素が溜まっている可能性があります。

インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」では、こうして季節の変わり目や、生活習慣が原因となってたまる毒素をデトックスする方法がたくさんありますね。

その中でも最も手軽で、今日からすぐに試せるのが「白湯」です。

アーユルヴェーダにおいて、白湯体内にたまった毒を排出し、体を浄化してくれる最強で最も手軽な毒出しドリンクです。

その効果としては、

・朝起きて一杯飲めば夜の間にたまった毒を洗い流してくれる

・食前・食中に飲むと食事の消化をサポートする効果

・就寝前の一杯も解毒の味方で、入眠を促す効果

など、色々あるんですね。

そこで、様々ある白湯の効果をまとめてみました。

アーユルヴェーダで白湯の効果とは「錆びない体を作ること」!

1、新陳代謝、活性化効果

新陳代謝とは人間や生物が毎日の食事で食べる食べ物からエネルギーとして栄養素を吸収することで化学反応を起こし、古い細胞から新しい細胞へと再生することをさします。

こうした新陳代謝は生きていく上でとても大切ですが、体がストレスや仕事で疲れたり、冷えたりすることによって活動が鈍くなり、再生が正常なリズムで行われなくなってしまいます。

そのため、体内は動きの悪い古い細胞などの老廃物や毒素で充満してしまうため、血管系の障害、動脈硬化、それに起因して起こる脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などの成人病になると言われています。

そんな中、白湯はその温かさによって冷えて活動の鈍った体内の臓器を目覚めさせ、活性化させ、新陳代謝を促す効果があります

2、デトックス効果

新陳代謝が高まり体の内臓の働きが活発になってくると古い細胞などの老廃物や毒素などが血管の中に吐き出されます。

その古い細胞や毒素などを汗や尿と一緒に体外に排出することを「デトックス」と良い、皮膚などでは肌の弾力やみずみずしさを確保するコラーゲンなどの成分の生産が再開します。

3、白湯のそのほかの波及効果

新陳代謝を高めて体を活性化させる効果とデトックス効果は、体内の老廃物や毒素を外に出すという動きを高めてくれることにより、さらに体の健康に対して大きな役割をしています。

それは、

・皮膚の細胞の活性化による美肌の崩れ、荒れ肌に対する改善効果

・体全体の活性化による風邪などの予防、冷え性などの軽減効果

・便秘の解消効果

・新陳代謝をあげることによるダイエット効果

・基礎体温上昇による生活習慣病や癌などの予防効果

なども期待できるんですね。

さらに、白湯の「ほっ」とする温かさによる効果として、体の疲れやストレス疲れに対する軽減効果などもあげられています。

こうしたことから、

・冷えやすい

・便秘しやすい

・倦怠感などを感じやすい

といった方には特におすすめですし、あらゆる生活習慣病の予防に取り組むなら、まずは日頃の飲み物を白湯にする、というのはとても大切です。

というわけで、まずは白湯の作り方をチェックしてみましょう!

アーユルヴェーダの白湯はやかんや鉄瓶などをガスの火で沸かすだけ!

1、やかんに水1リットルを入れ、強火にかける

2、沸騰し始めたら蓋を開けて、中火にして約10分煮立たせる。

3、火を止めてコップにうつし、飲む

このとき、やかんを土鍋か、鉄鍋にするとよりおすすめです。

日本でも昔は鉄瓶で白湯をわかし飲むことで鉄分の補給をしていたそうなので、貧血気味の方や妊娠中の方は、南部鉄器の鉄瓶を用意して白湯を作ると良いですね。

アーユルヴェーダで白湯を作るのにIHはNG!理由は自然エネルギーが取り込めないから

このように白湯の作り方はとっても簡単なんですが、電気ケトルや電子レンジ、IHなど電気でお湯を作るのはおすすめできません

なぜかというと、アーユルヴェーダの基本である「火・水・風」といった自然エネルギーを体に取り込むことができないからです。

そして、ガスの火で水を熱すると、その火で「火」を、「水」は水そのもの、風は蓋を開けて沸騰させることで「風」(空気)を取り込むことができるのです。

その点、電子レンジや電子ケトルの場合は密閉された状態でお湯を沸かすので、おすすめではないんですね。

というわけで、オール電化の家庭も増えていますが、白湯だけはガスの火で沸かすようにしましょう

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アーユルヴェーダで白湯のおすすめは「朝の起き抜け」「食前」「寝る前」など!消化をサポートするスパイスをプラスしたり、断食中に飲むと効果大!

白湯を飲むときは、

・朝の起き抜け

・毎食の食前

・入浴前

・就寝前

などがおすすめです。

朝の一杯は、冷たいお水で目を覚ますようにしているという方が多いですよね。

でも、人間は夜寝ているときと昼間活動をしているときでは体温が1度くらい違っていて、寝ているときは副交感神経の作用で体温が下がり、内臓の動きが鈍くなっています。

なので、冷たい水にするよりも温かい白湯を飲んだ方が内臓の動きが促され、目覚めも良くなり、お通じも自然と出るようになります

そして、多くても200CCくらいの白湯を、一口を少しずつゆっくりと、一杯を10分~20分くらいの時間をかけて飲みます

それから、白湯を1日目安として1リットル程度飲むと良いという情報をネットでちらほら見かけます。

ですが、いくら体に良くても白湯をたくさん飲みすぎるとむくみが現れ、むくみによって体が冷えることもあります。

なので、むくみがちな方は800ccくらいを1日の目安に、そうでない人は1リットルくらいを目安にし、体の調子を見ながら量を調整するようにしましょう

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アーユルヴェーダで白湯にスパイスをプラスするなら「コリアンダー+クミン」をベースにするのがおすすめ

白湯はそのままシンプルに飲むのが良いですが、スーパーでも購入しやすい次のようなスパイスを加えて「スパイス白湯」を作るのもおすすめです。

・便秘・ガス腹・デトックスに…コリアンダー+クミン

整腸・消化促進作用があるクミンとコリアンダーをパウダースパイスの瓶で3振り程度耐熱カップに入れ、白湯を200cc加え、かき混ぜてすするようにして飲んでください。

これによって便秘やお腹にたまったガスが改善されたり、食べ過ぎてお腹がゆるくなってしまっている方も良くなります。

・冷え解消…コリアンダー+クミン&ジンジャー

「コリアンダー+クミン」の定番コンビニジンジャーパウダーを3振りほど加えると、体が温まって腸もよく動きます。

・風邪気味のときに…コリアンダー+クミン&ブラックペッパー、ジンジャー

風邪のひき始めで悪寒がするときや喉がカラカラで咳が出そうという方は、温め効果があり、咳を予防してくれるジンジャーやブラックペッパーを少量ずつ加えてみてください。

また、鼻づまりや消化不良があるならシナモンやクローブを加えてもいいですし、咳がすでに出ているならカルダモンがおすすめです。

・二日酔いに…コリアンダー+クミン&七味唐辛子

七味唐辛子はいわば和風ガラムマサラです。

そして、山椒には胸のつかえをとる作用、陳皮には巡りをよくする作用があり、肝臓の働きを改善してすっきりします。

・月経トラブルに…コリアンダー+クミン&フェンネル入りのガラムマサラ

月経前に起こる腹痛などのトラブルは血流が滞るのが原因です。

そこでガラムマサラに、フェンネルなど女性ホルモンを整える作用のあるスパイスを加えると巡りが良くなっておすすめです。

それから、スパイスでなくレモン汁を少し絞って朝飲むと、レモンの酸味で食欲が増進されて、朝ごはんが気持ち良く食べられるようですよ。

また、飲むタイミングとして断食明けのリセットドリンクとしても「白湯+レモン」や、「白湯+スパイス」はおすすめです。

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アーユルヴェーダで白湯の効果とやかん等での作り方、また、IHについてのまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アーユルヴェーダで白湯の効果とやかん等での作り方や、IHでも良いのかといったことについて詳しくお伝えしました。

アーユルヴェーダでは、白湯の効果について

・新陳代謝改善

・デトックス効果

・それに伴った体の細胞の再生

・便秘の解消

・基礎体温が上がること

などを伝えていて、それによって免疫力向上、生活習慣病などの予防効果が期待できるのでしたね。

そこで、白湯の作り方のポイントをチェックしてみると、

・基本はやかんでお湯を沸かすだけ

なんですが、IHだと自然エネルギーが取り込めないのでNGという注意点がありました。

そのほか、

・飲むときはゆっくり少しずつ飲むこと

・飲むタイミングは「朝の起き抜け」「食前」「寝る直前」

がおすすめで、コリアンダーやクミンなどのスパイスやレモンを加えた飲み方などについてもご紹介しました。

白湯はとってもシンプルですが、冷えや便秘、ダイエット、生活習慣病予防が気になる方は特に取り入れた方が良く、今日から早速できることなので、ぜひやってみてくださいね!

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