アーユルヴェーダの効果

アーユルヴェーダでスパイスの効能と使い方!カレーなどレシピも

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インド生まれのアーユルヴェーダではスパイスを活用して作る食事やお茶のレシピが豊富です。

なので、アーユルヴェーダで胡椒などのスパイスの効能と使い方でスパイスティーなどのお茶やオーガニックなスパイスカレー、スープカレーなど作り方のレシピについて知りたいのではないでしょうか。

それから、アーユルヴェーダでスパイスとドーシャの関係性も気になりますよね。

そこで今回は、アーユルヴェーダでスパイスの効能と使い方や、カレーなどレシピもといったことについて詳しくお伝えしていきます。

アーユルヴェーダでよく使われるスパイスをチェック!どのドーシャにも良いスパイスは生の生姜!スパイスの効能は消化促進・整腸・強壮など様々!

そもそもスパイスとは、料理に使う調味料の一種で、

・植物の種子

・果実

・花蕾

・葉茎

・根塊

・樹皮

などから作られており、

・生

・乾燥したパウダー

・シード(種)

などいろいろな形状があるので、実はインドだけでなく世界中にスパイスは存在します。

・生姜

・山椒

など、日本では薬味と呼ばれているものもスパイスの一種なんです。

そして、調理の際に用いることで香りや辛味、色を出し、臭みを消します。

それから、食事をおいしくするだけでなく、食欲を増進させて消化をサポートする効果を発揮します。

そのため、アーユルヴェーダの食事法の中でも大切とされている、

未消化物を溜めない

ために、食べ方・食べる内容を考える上で、スパイスは心強い味方になってくれるんですね。

アーユルヴェーダでよく使われるスパイスをチェック!生姜はヴァータに、コリアンダーはピッタに、フェヌグリークはカパにおすすめ

スパイスは何万種類もありますから、馴染みの薄い日本人にとっては何から使ったらいいか迷ってしまいますよね。

そこでアーユルヴェーダでもよく使われる代表的なスパイスとその効果や効能、どのドーシャと相性が良いかお伝えしていきます。

ちなみに、ドーシャとの相性の見方ですが、

V↓

と書いてあったらヴァータを鎮静する

P↓

と書いてあったらピッタの鎮静

K↓

と書いてあったらカパの鎮静に良いという意味

です。

1、生姜(V↓K↓)

生姜は日本でも馴染みが多く、どんな料理にも積極的に取り入れたり、ジンジャーティーとしてこまめに飲むと消化をサポートし、

乾燥しやすいヴァータの便秘

や、

緩慢になりがちなカパの便秘

を改善してくれます。

そして、どんな体質の方にも相性が良いのですが、乾燥しているジンジャーパウダーは熱を生む可能性があるので、体に熱がこもりやすいピッタ体質の方は要注意です。

また、ピッタ体質でなくても、暑い夏の時期はジンジャーパウダーの摂りすぎは控えて、生の生姜を活用してください。

2、ターメリック(P↓K↓)

日本ではウコンと呼ばれているターメリックは料理を鮮やかな黄色に染めて、かすかな苦味、土の香りがすることが特徴です。

そして、適量を使う分にはどのドーシャにも良いですが、摂りすぎるとヴァータをあげることがあります

そして天然の抗生物質とも言われているので腸内細菌を強化し、

・抗菌

・血液浄化

・強壮

・抗アレルギー作用

・肝臓の働きをサポート

してくれます。

3、コリアンダー(P↓)

生の状態はパクチーと呼ばれ、大人気の葉物野菜の種がコリアンダーシードで、柑橘系の爽やかな香りがします。

その効能は、

・排出作用

・食欲増進

・消化促進

・発熱

・吐き気の抑制

などがあり、夏の暑い時期にコリアンダーティーにしたり、熱がこもりやすいピッタ体質の方にオススメのスパイスです。

4、クミン(V↓K↓)

インド料理でもおなじみのクミンシードは油に香りをつける効果があるため、油で炒めて使うのが基本で、カレー料理には欠かせないですが、ティーとして飲むこともあります。

その効能としては、

・消化不良改善

・鎮痛作用

・吐き気や下痢の改善

・ガスを一掃

してくれるので、お腹にガスがたまりおならが出やすいヴァータ体質の方に特におすすめです。

5、フェンネル(V↓K↓)

フェンネルの和名はういきょうといって、甘くてさわやかな香りが特徴的で、口臭予防効果があります。

なので、インド料理屋さんにいくとレジの横にお口直しとしておいてありますよね。

そして、

・食欲増進

・母乳分泌の促進

・利尿

・吐き気

・消化力向上

などの効果があります。

6、フェヌグリーク(V↓K↓)

甘くて苦く、独特の芳香があって、カボチャなど甘い野菜と炒めるとバランスをとってくれます。

そして、

・消化力増強

・強壮作用

・便秘改善

・発熱や咳を止める

・母乳の分泌促進

などの効果があります。

7、マスタードシード(V↓K↓)

練りマスタードの素になっているのはこのマスタードシードです。

そして、

・ブラウン

・ブラック

・イエロー

の3種類があり、インドではいろいろ使い分けていますが、日本では手に入るものを使えば大丈夫です。

そして、油で炒めるとはねて飛んでくるので、鍋の蓋でガードし、パチパチする音がおさまったら次の食材を入れるのがルールです。

そして、

・消化促進

・血行を改善

・ガスや毒素を消散

させてくれます。

8、ヒング(P↓K↓)

出典 item.rakuten.co.jp

ヒングはインド独特のスパイスで、硫黄のような香りがしますが、加熱すると玉ねぎのような深みのある風味に変わります。

その効能は、

食物が町内で発生させるガスを取り除く

ものなので、ガスを溜めやすい食材の代表である

・豆

・芋類

を用いる時に耳かき一杯程度入れると良いでしょう。

その効能としては、

・整腸作用

・抗生作用

があります。

9、黒胡椒(V↓K↓)

日本でもおなじみのスパイスである黒胡椒は、香りが良くピリリとした辛味が特徴的です。

特に刺激が必要なカパにおすすめで、体を温め、消化をサポートします。

10、カルダモン(V↓P↓K↓)

カルダモンはホールでも、パウダーでも使うことが多く、全てのドーシャのバランスをとる純性の高いスパイスです。

そして良質で香りが高くスパイスの女王と呼ばれています。

それから、牛乳の粘膜形成の性質を軽減し、乳製品の消化を助けるため、

・消化不良を起こしやすい

・鼻水など鼻炎症状が多い

といった方でも、牛乳を飲みたい方はカルダモンで香り付けして少量を飲むと良いでしょう。

また、

カフェインの解毒

の効果もあるため、コーヒーを淹れるときにカルダモンを入れて沸かしたお湯で飲むと良いそうです。

そのほか、

・食欲増進

・消化不良改善

など身体的な効果のほか、

・ストレス緩和

・リラックス

など精神的な効果も大きい素晴らしいスパイスです。

11、シナモン(V↓K↓)

シナモンも日本でもおなじみのスパイスのひとつですね。

これは

・血行促進

・利尿作用

・消化促進

・鎮静作用

・強壮効果

・食欲増進

・殺菌

・防虫効果

・解熱

など様々な効果があります。

11、クローブ(K↓)

強く甘い香りで、やや刺激のある風味があり、フランス料理やお菓子に使われるスパイスとしておなじみです。

その効能としては、

・消化促進

・鬱血の原因

・防臭

・防虫

などがあります。

ちなみに、普段飲むお水などにもクローブを一粒いれておくと、抗菌作用が働いておすすめです。

いかがでしょうか?

お気づきかと思いますが、ピッタを下げるスパイスというのはあまりありませんよね。

というのも、スパイスの効能は基本的に、

・体を温める

・消化を促進する

といったことが主になっているので、

・元々体が温かい

・いつも消化の調子がいい

というピッタエネルギーには必要以上に加えなくてもいいものなんですね。

なので、特に真夏の時期に、いつもカッカしているピッタの方がスパイスをとりすぎると、かえって具合が悪くなってしまうことがあります。

しかし、ピッタ体質の方でも、

・台風の強い風に当たったり、冷たい雨にさらされたらヴァータが上がる

・真冬の間に脂肪たっぷりの食事を食べ過ぎたらカパが上がる

といったことがありますよね。

そのため、真夏の季節を除いては、その時期、その日の天候に合わせて、自分の状態を観察して必要なスパイスを取り入れるのがおすすめです。

アーユルヴェーダでスパイスの使い方はカレーのレシピをチェック!オーガニックなスパイスカレー、スープカレーなど

アーユルヴェーダの食事法は、

消化がしやすいこと

が何よりも大きな特徴です。

そのため、南インドやスリランカにあるアーユルヴェーダの治療院などでは、

・スープ状になったサラサラのカレー

・基本的に生食はあまりしない

・食材は小さく、消化がしやすい状態にカット

・肉・魚は使わず、基本的に菜食主義

といった特徴も見られます。

ちなみに、アーユルヴェーダでは、スープ状といっても、汁の中に大きな食材が入っている北海道のスープカレーとは違って、食材も液状化したスープのようなカレーを食します

そこで、アーユルヴェーダらしいカレーの作り方、スパイスの使い方を何品かご紹介します。

ダルスープ

ダルスープとは豆のスープのことですが、アーユルヴェーダでは豆類の中でも消化がしやすく、栄養価が高い「イエロームングダル」を使うことが多いです。

そして、チリパウダーの量を調整すれば子供でも食べられる優しい味のカレーです。

1、材料(2人分)

・黄色いムングダル 1/2カップ

・玉ねぎ 1/2個(スライス)

・にんにく 4片(スライス)

・ターメリック 小さじ1/4

・カレーパウダー 小さじ1/2

・チリパウダー 小さじ1/2

・カレーリーフ 5~6枚

・シナモンスティック 1.5cm程度

・ココナッツミルク 1カップ

・水 1/2カップ

(テンパリング)

・玉ねぎ 1/2個(スライス)

・にんにく 3片(スライス)

・油 大さじ2

・とうがらし 4~5個(くだいたもの)

・カレーリーフ 4~5枚

・マスタードシード 小さじ1

・好みで塩少々

2、作り方

・レンズ豆を洗い、中ぐらいのソースパンに入れて、ココナッツミルク以外の材料を全て入れます

・よく混ぜて、レンズ豆に火が通るまで中火で煮込み、豆に火が通ったらココナッツミルクを加えて、もう一度沸騰させます

・好みで塩を加えて仕上げる

・別の小さめのフライパンに油を入れて、マスタードシード、数秒おいてから玉ねぎ、にんにく、カレーリーフを加え、焦がさないように炒めて、最後に尖らしを加えたら、レンズ豆のカレーに加える

ココナッツのサンボル

出典 recipe.tirakita.com

サンボルは豆カレーとの付け合せによく乗っている南インドのふりかけのようなもので、こうしたおかずとサラサラのカレー、バスマティライスを混ぜながら食べるのがアーユルヴェーダ料理のポイントです。

1、材料

・ココナッツフレーク 100g

・赤玉ねぎ 1個(みじん切り)

・乾燥唐辛子パウダー 小さじ2

・青唐辛子 1本(みじん切り)

・トマト 1個(小さめに切る)

・塩 小さじ1

・ライム果汁 1/2個分(レモンでも良い)

・黒胡椒 小さじ1/2

2、作り方

・ボウルに全ての材料を入れて、ライム果汁を絞りよく混ぜれば完成

とっても簡単で、特に夏のピッタエネルギーが増えやすい時期にオススメのレシピです。

アーユルヴェーダでスパイスはお茶にも登場!スパイスティーの作り方のレシピ

アーユルヴェーダでよく使われるとお伝えしたスパイスは、お茶としてもよく使われています。

少量をお湯で煮出したり、水出しするだけのシンプルなティーなので、ご自宅にあるホールスパイスを使ってすぐに作れます。

ジンジャーティー(V↓P↓K↓)

生の生姜を使うので、基本的に全てのドーシャに良いお茶ですが、ピッタが優勢な時は摂りすぎに注意が必要です。

1、材料

・生の生姜 薄切り 2、3枚

・水 180ml

2、作り方

・小鍋に水と生姜を入れて生姜を2~3分ほど煮る

・5分ほど放置する

このジンジャーティーが体温以下の40度以下まで冷めてから、非加熱のはちみつを入れたり、レモンを加えたりしてもおすすめです。

クミンティー(V→P→K→)

消化力を促進し、未消化物が蓄積して溜まった毒素を燃やし、食欲を増進させてくれます。

1、材料

・クミンシード 小さじ1

・水 180ml

2、作り方

・クミンシードを乾煎りする

・香りがたってきたら水を入れて一煮立ちさせる

・しばらくしてから茶漉しで漉してできあがり

じっくり乾煎りするのがポイントですが、焦がさないように気をつけましょう。

コリアンダーティー(P↓)

発熱を抑制するコリアンダーは、ピッタが優勢になりやすい時期やピッタが多い体質の方におすすめです。

1、材料

・コリアンダーシード 小さじ1.5

・水 180ml

2、作り方

・コリアンダーシードを軽く洗って水気を切る

・水を入れて一晩寝かす

・翌朝茶漉しで漉す

クミンティーのようにホットにもできますし、ミントの葉っぱを加えるとさらにクーリング効果が高まります。

カルダモンティー(V→P→K→)

全てのドーシャを鎮静するカルダモンは風味もよく、紅茶やコーヒーを淹れる時にカルダモンティーで淹れるとカフェインの解毒作用が高まっておすすめです。

1、材料

・好きな紅茶の茶葉 小さじ1

・水 180ml

・カルダモンホール 1粒

2、作り方

・水にカルダモンホールを入れて沸かす

・そのお湯を茶葉を入れたポットに注ぎ、抽出する

温かいスパイスミルク

牛のミルクはアーユルヴェーダで最も貴重な食材とされていて、ヴァータやピッタの鎮静に良く、滋養が高く、心も落ち着くので、睡眠の質を高めてくれます。

そのため、不眠や浅い眠りに悩んでいる方などにおすすめですが、脂肪がつきやすいカパ体質の方は飲み過ぎには注意が必要です。

1、材料

・牛乳 120ml

・カルダモンパウダー 小さじ1/8

・シナモンパウダー 小さじ1/8

・ギー 小さじ1/2

2、作り方

・小鍋に全ての材料を加えて火にかける

・鍋肌がふつふつとしてきたら火を止める

これについても、人肌まで冷めたら非加熱のはちみつを加えても良いでしょう。

アーユルヴェーダでスパイスのまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アーユルヴェーダでスパイスの効能と使い方や、カレーなどレシピもといったことについて詳しくお伝えしました。

アーユルヴェーダは未消化物による毒素を溜めず、消化力に合った食事をすることを良しとしています。

そのため、スパイスの中でも生の生姜やターメリック、クミンやコリアンダーなど、消化力をサポートしたり、毒素を排出したり、食欲増進させる効能があるものを使うのでしたね。

そして、

・体を温め、食欲を増進させ、消化をサポートする生の生姜は全てのドーシャに

・血液の浄化や強壮効果のあるターメリックはピッタの鎮静に

・ほのかな苦味と脂肪除去効果のあるフェヌグロークはカパの鎮静に

・カルダモンは全てのドーシャに良く、香りも高く、リラックス効果もある

などアーユルヴェーダで良く使われているスパイスとドーシャの関係性、使い方や効能についてお伝えしました。

さらに、これらを使ったアーユルヴェーダらしい料理として、

ダルカレー

とそのつけあわせによく作る

ココナッツのサンボル

などのカレーレシピもお伝えしたので、ぜひ作ってみてほしいです!

それから、スパイスをシンプルに煮出しただけのスパイスティーもおすすめなので、

・生のジンジャーティー

・クミンティー

・カルダモンを使った紅茶

などもわかりやすくまとめてお伝えしてみました。

アーユルヴェーダの料理というと手が込んで難しい料理のように聞こえますが、実は簡単で、消化しやすく、優しい味付けのものばかりです。

日本人でもトライしやすいものが多いので、ぜひ普段の食卓に取り入れてみてくださいね!