アーユルヴェーダの効果

アーユルヴェーダで使われるハーブの種類と効能!オイルの作り方も

美容やアンチエイジングなどの分野でも注目を浴びているアーユルヴェーダでは、独特のハーブをいろいろと活用しています。

なので、アーユルヴェーダで使われているニームなどのハーブの種類やハーブティー、ハーブボールなどの効果的な使い方、ハーブオイルの作り方について知りたいですよね。

それから、犬の皮膚ケアにも使われているアーユルヴェーダハーブパックも気になりますよね。

そこで今回は、アーユルヴェーダで使われるハーブの種類と効能、また、ハーブオイルの作り方について詳しくお伝えしていきます。

アーユルヴェーダで使われるハーブの種類は「ホーリーバジル」「アシュワガンダ」「ツボ草」「シャタヴァリ」がメイン!リラックスから美容・強壮効果まで様々な働きがある!

インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」は「生命の科学」という意味で、5000年もの長い歴史を持ちます。

そして、中医学と同様に「医食同源」に基づいているため、ハーブや食べ物など体に入れて問題のないものを材料にドーシャと呼ばれる体内のエネルギーバランスを整えるのが基本です。

それによって病気になりにくい体を作ることで病気を予防することを大切にしているのですね。

こうしたアーユルヴェーダで使われるハーブは日本の薬草や中国の漢方と同じ役割を持ち、ドラヴィヤグナと言われるハーブ医学は漢方や現代の医薬品にも大きな影響を与えています。

このようにお伝えすると、医薬品でしか取り入れることができなさそうですが、実はハーブティーや料理の際にスパイスとして簡単に取り入れることができるのです。

そこで、普段の暮らしでも使いやすいアーユルヴェーダの代表的なハーブを紹介していきますね。

1、ホーリーバジル(トゥルシー)

ホーリーバジルはアーユルヴェーダで聖なる植物、万能のハーブと言われていて、シソ科の仲間です。

そして、ストレスからくる心身の不調を緩和したり、免疫力を高めて風邪を予防するほか、

・解熱鎮痛

・頭痛改善

・血糖値や血圧を下げる

などの効果があります。

特に、呼吸器系に有効で、風邪気味の時に生姜やシナモンと一緒にハーブティーとして飲むのがおすすめです。

ちなみに、カパ体質が優勢だと喘息や気管支炎、鼻炎になる方が多いと思いますが、こうしたカパ体質とトゥルシーはとても相性が良いです。

そのほか、ホーリーバジルは抗酸化物質を多く含むため、

・アンチエイジング

・生活習慣病予防

も期待できるので、まさに万能のハーブですね。

2、アシュワガンダ

(出典 http://hena.ohah.net/

インドやネパールに自生するナス科の植物で「若返りのハーブ」と言われ、アーユルヴェーダのハーブの女王と言われています。

そして、

・ストレスに強くなる

・疲労回復

・免疫力向上

・体力増強

などの効果が期待できます。

3、ツボ草

(出典 https://item.rakuten.co.jp/

ツボ草はセリ科の植物で、若返り効果の高いハーブです。

そして、神経と脳細胞に働きかけて活性化し、記憶力をサポートして老化を遅らせるアンチエイジング効果が期待できます。

それから、免疫力を高め、ストレスからくる体の不調にも効果が期待できますね。

4、シャタヴァリ

(出典 https://www.vogue.co.jp/

シャタヴァリは女性のためのハーブとも言われていて、その名も「100人の夫を持つ女性」を意味するユリ科の根っこです。

そして、婦人科系の不調を整え、若返りの滋養強壮、強精薬として生殖能力を増進させる働きがあるので、生理不順が起きやすいヴァータ体質の方や妊活中の方におすすめです。

それから、ピッタを鎮静する効果も高いので、消化管の炎症にも良いでしょう。

アーユルヴェーダでハーブの効果的な使い方は「ハーブティー」や「ハーブボール」がおすすめ!

アーユルヴェーダでハーブというと上で紹介した4種類がメジャーで、実際に販売されているハーブティーの原料にも多く見られますし、料理のレシピもいろいろあります。

そして、ハーブティーや料理など食用・飲用にする場合には生姜やシナモン、クローブ、ターメリックなど様々なスパイスを加えて体調を整えていきます。

こうしたスパイスにも薬効効果がたくさんあり、

シナモンは発汗・鎮痛作用

カルダモンは消化促進や精力増進

生姜には体を温めて消化力を高める働き

などがありますね。

特に、生姜はどの体質の方にも比較的おすすめなので、日頃から積極的に摂ると良いでしょう。

それではここで、実際にアーユルヴェーダハーブを活用できる商品や、手作りの方法をお伝えしていきます。

ハーブティーを選ぶなら合った体質も同時にチェック!PUKKAが手軽○

アーユルヴェーダハーブで作られたハーブティーを選ぶなら、ご自身の体質をチェックして、体質に合ったものを選ぶことをおすすめします。

そして、前述を参照すると、

ホーリーバジル…カパ体質の方に

シャタヴァリー…ピッタやヴァータ体質の方に

おすすめということになりますね。

そのほかにも、最近物忘れが激しいという方には「ツボ草(ブラフミー)」を、疲れからくる不眠や妊活中の方などは「アシュワガンダ」を活用すると良いでしょう。

そんなアーユルヴェーダハーブを使ったハーブティーは次のようなアーユルヴェーダハーブ農園や国内で生産され、ネット販売されています。

・ホーリーバジル

(出典 http://tubokusa.com/

・ブラフミー

(出典 http://tubokusa.com/

ただし、シャタヴァリやアシュワガンダは日本では生産されているところがほとんどなく、お茶としても販売されていないので、なかなか手に入りづらいんですね。

そんな中、紹介してきたようなアーユルヴェーダならではのハーブは用いていないものの、体質の傾向に合ったお茶をかわいらしいパッケージで販売しているのがPUKKAです。

こちらはイギリスの製品で、アーユルヴェーダや西洋ハーブのスペシャリストによってブレンドされ生産されており、日本でも成城石井などで購入できます。

そんなPUKKAでは、アーユルヴェーダの体質別におすすめのお茶が販売されています。

・リラックス(ヴァータ)

(出典 https://www.amrit.jp/

リラックスは心を解きほぐすカモミール、リコリス、スイートフェンネル、ビターフェンネル、オート麦、カルダモン、ジンジャー、マーシュマロウなどのハーブがブレンドされています。

そして、十分に蒸らすと甘さもしっかり出るので加糖しなくていいですし、寒い日や乾燥している時、リラックスしたい時にぴったりです。

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・リフレッシュ(ピッタ)

(出典 https://www.amrit.jp/

いつも頑張っているピッタ体質の方には、ペパーミンゴやリコリス、ローズなどのハーブをブレンドしていて、特にローズはピッタ体質の方にとってもおすすめです。

なので、暑い時やイライラした時に飲んでみてくださいね。

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・リバイタライズ(カパ)

(出典 https://www.amrit.jp/

シナモンとカルダモン、生姜などホットでスパイシーなハーブを10種類もブレンドしているタイプで、五感を刺激し、心と体に活力を与えてくれます。

なので、体が重く感じる時、寒い季節や朝方などに使ってみてくださいね。

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このほかにもPUKKAティーにはいろんな種類があるので、手軽にアーユルヴェーダハーブティーを取り入れたいという方にはおすすめです。

ハーブボールはハーブを布で包んで温めて使うマッサージボール!楽天などで購入できるものもチェック

ハーブボールはその名のとおりハーブを布で包み、お団子状の用具にして温め、体に押し当てるマッサージに使うものです。

そして、アーユルヴェーダでは「キリ」と呼ばれ、数あるアーユルヴェーダの発汗法の一つとして活用されています。

その中身は、ハーブ以外にもお米やスパイスなどのパウダーなど様々で、温めた煎じ薬、薬用牛乳、オイルなどにつけてマッサージを行います。

ただし、こうした本格的な治療はアーユルヴェーダのサロンでしか経験できません。

そんな中、電子レンジで温めて簡単に使えるハーブボールを紹介しますね。

(出典 https://www.amazon.co.jp/

こちらは米、ジンジャー、レモングラス、コブミカン、プライ、ターメリック、タマリンド、アロエベラ、マンゴスチンが配合されていて、顔用におすすめです。

(出典 https://www.amazon.co.jp/

こちらは体用で、電子レンジで温めて、冷えや肩こりに押し当てるだけで良いです。

ちなみに、生姜、ターメリック、レモングラス、ベルガモット、ウコン、タマリンド、パンダン、コブミカン、ユーカリ、パチョリ、カンフル、黒檀が配合されています。

こうしたハーブボールは現在では主にタイで使われていますが、もともとはアーユルヴェーダで編み出された治療法で、その始祖はブッダの待医ジーワカだったとされています。

なので、配合されているハーブはタイでメジャーなものが多いものの、考え方の基本にはアーユルヴェーダがあるんですね。

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アーユルヴェーダのハーブオイルの作り方は水とオイルとハーブで煎じて長時間煮ること!マッサージなどに活用しよう

アーユルヴェーダではオイルを用いたセルフケア法がたくさんありますよね。

特に、アビヤンガといって毎日の入浴前に行うオイルマッサージは、肌を保湿し、代謝をあげて、アンチエイジングにも良いなど様々な効果が期待できます。

そんなアーユルヴェーダのオイルを用いたセルフケアでは、

・セサミオイル(太白ごま油)

・ココナッツオイル

・アーモンドオイル

など食用として用いられているオイルを使用します。

そして、そのままでももちろん良いのですが、ハーブを加えた「ハーブオイル」を作るとより効果的なセルフケアができますよ。

そこで、お家で試せるハーブオイルの作り方をチェックしていきましょう。

ハーブオイルの作り方

1、材料(できあがり約300ml分程度)

・ハーブ:約20g~40g程度

・キャリアオイル:約300ml

・水:約500ml

・鍋

・ボール

・キッチンペーパー、または布

・保存用容器

・温度計

2、作り方

・気になる不調や体質に合わせたハーブを用意

(出典 http://www.timeless-edition.com/

まずは気になる不調や体質に合わせてハーブを選ぶのですが、よくわからない!という人はハーブティーに含まれているハーブを準備するといいですね。

例えば、プッカのハーブティでヴァータ体質向けにブレンドされていたのはカモミールで、ピッタにはローズがおすすめとのことでした。

なので、暑い時期にピッタが過剰になり、かつ疲れていてヴァータの増加も気になるということであれば、カモミールとローズの両方を使うと良いでしょう。

写真では、ローズとカモミールのほかに、ヒース、ルイボスといった材料を使っています。

・水を入れて煎じる

(出典 http://www.timeless-edition.com/

水を加え、10~15分ほど中火にかけて、煎じます。

・オイルを入れる

(出典 http://www.timeless-edition.com/

そこにキャリアオイルを入れるのですが、今回はヴァータを鎮静化させるためにセサミオイルを加えています。

・水分が全て蒸発されるまで弱火で煮込む

(出典 http://www.timeless-edition.com/

水分が沸騰してどんどん蒸発していき、水に溶けていた成分のみオイルに残るようにしますが、実はこの工程に5時間~8時間ほどかかります。

・水分が完全になくなったら火を止める

このタイミングが重要で、ブクブク言っていた音が、水分が無くなる時はパチパチという音に変化していくので、温度計で計ると100℃を超えていることが確認できると思います。

そして、100℃を超えているということは水分が完全に蒸発していることを指しているので、これで火を切り、こしたらできあがりです。

あとは遮光容器に入れて、冷暗所で保管し、半年以内に使い切ってください。

(出典 http://www.timeless-edition.com/

ちなみに、こす前はこんなに黒いのですが、

(出典 http://www.timeless-edition.com/

こすときれいな色になるので楽しみですね。

(出典 http://www.timeless-edition.com/

この手順のように、ハーバルオイルは長時間熱にさらされて作られるので、熱に強いタイプのものを使用する必要があり、サラダ油などは当然のことながらおすすめではありません。

なので、

・オリーブオイル

・くるみ油

・ココナッツオイル

・太白ごま油

・スイートアーモンドオイル

・ピーナッツオイル

などを使用するようにしましょう。

このように、アーユルヴェーダのハーブオイルは手が込んだ作り方が必要ですし、ガス代もかなりかかるので、普通はできませんよね。

そのため、面倒臭いから確実に無理!と思った方には、次のような通販で買うことをおすすめします。

・ニームオイル

(出典 http://saffronroad.net/

ニームは、ハーブティーとして飲むこともありますが、オイルにすると敏感肌の方や肌荒れ、アトピーの改善などにも良いので、ピッタやヴァータで肌に症状が出ている方におすすめです。

・ブラフミーオイル

(出典 http://saffronroad.net/

物忘れが激しかったり、食欲が低下しているなどの症状があるなら、ブラフミー(ツボ草)のオイルがおすすめです。

・サフランオイル

(出典 http://saffronroad.net/

ピッタ体質の肌にもっとも適しているスパイス、サフランを用いたオイルで、寝る前に顔につけてマッサージをすると、吹き出物や肌荒れの改善、美白作用などが期待できます。

今回紹介したサフランロードは、インド生産のものなので値段も安く、アーユルヴェーダでおすすめのアイテムがたくさん揃っているので、チェックしてみてくださいね!

アーユルヴェーダで犬の皮膚ケアなどにもおすすめのハーブパックは自己責任で使おう

今、アーユルヴェーダの考え方やハーブを活用したペットのためのハーブパックというのが流行っていますよね。

(出典 www.naturalanimalcare.co.jp

こちらの商品は、オーガニックハーブ100%で、合成化学肥料や農薬を一切使わず、ペットがなめても問題のない安全な原材料で作られています。

そして、皮膚ケアや虫除け効果、毛を美しくふんわりさせる効果が期待できるので、人間にとってのヘナみたいな感じでしょうか。

ただし、アーユルヴェーダは本来「人間の生命科学」のことで、犬など他の動物に向けたものではないので、こうした商品やサービスを受ける場合は、あくまで自己判断としてくださいね。

アーユルヴェーダで使われるハーブのまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アーユルヴェーダで使われるハーブの種類と効能、また、ハーブオイルの作り方について詳しくお伝えしました。

アーユルヴェーダでは、

・美容や脳のアンチエイジング効果のあるブラフミー

・免疫力向上や呼吸器系の症状改善に良いホーリーバジル

・強壮効果の高いアシュワガンダ

・妊活や生理不順に良いシャタヴァリ

などがメジャーで、その他にスパイスや西洋ハーブをブレンドすることもあるのでしたね。

そして、使い方としては、

・ハーブティーとして飲む

・ハーブボールでマッサージ

・ハーブオイルを作ってマッサージ

などの活用法があるので、通販でも購入できるPUKKAなどのおすすめ商品なども紹介しました。

それから最近では、犬のヘナのようなアーユルヴェーダハーブパックが人気のようですが、これは本来アーユルヴェーダに基づいたものではないので自己判断で活用するようにしてくださいね!