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日頃から心と体の毒素をデトックスすることを重視しているアーユルヴェーダでは、ヘナのケアとも関連しています。
そこで、アーユルヴェーダにおけるヘナの効果として肝臓や頭痛などへの効果と好転反応の症状で眠気や下痢、やり方でお風呂でどれくらい時間をおけば良いかなどについて知りたいのではないでしょうか。
それから、ヘナのデトックス効果は嘘ということも気になりますよね。
そこで今回は、ヘナのデトックス効果や好転反応の症状とやり方や、肝臓にも効くかといったことについて詳しくお伝えしていきます。
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目次
アーユルヴェーダのヘナのデトックス効果は嘘じゃない!肝臓や頭痛、便秘の改善など様々な効果あり!
ヘナというと、自然素材を用いた白髪染めのようなイメージがあると思いますが、実はインドの伝承医学アーユルヴェーダで用いられるハーブを使った頭皮のケアの一環です。
そして、インドの一般家庭では毛染めを目的に日常的に使われていますが、治療院へ行くとドクターの処方で、体質に合ったヘナのハーブで体内の老廃物排出を目的に行われています。
このヘナとは、ミソハギ科の植物で、これに岩塩やギー、油などをブレンドしたものを現地では使うことが多いようですね。
こうしたヘナには、毛染め以外にも、次のような様々なデトックス効果が期待できます。
アーユルヴェーダのヘナのデトックス効果①:美髪効果
髪の毛は、アーユルヴェーダにおいては老廃物の一種で、表に出てきた細胞の死骸のようなものなので、それ自体に自己再生能力はありません。
一方で髪の毛は体内の有害な金属などの排出器官でもあるのですが、髪の毛が細くなってくると有害金属を排出する力が弱まってしまう原因になるのです。
そんな中、ヘナに含まれる成分には髪の毛を修復する作用があるとされているので、細くて弱かった髪の毛がヘナによって再生され、有害金属の排出も行われて頭皮から解毒が進むのです。
アーユルヴェーダのヘナのデトックス効果②:小顔や美肌効果
頭皮をヘナでマッサージすることで顔がシュッと小顔になり、肌にもツヤが出ますし、こわばっていた表情の方は表情が柔らかくなり、目に輝きが生まれ、顔の雰囲気も変わります。
アーユルヴェーダのヘナのデトックス効果③:リラックス効果
ヘナは疲労感の回復にも効果的なので、交感神経がゆるみ、心が緩む反動がとても大きく、緊張感があった方でもホッと安心することができます。
これによって、具体的には
・便秘が改善した
・足のむくみがとれた
・頭痛がやわらいだ
・利尿作用があった
など様々なデトックス効果が実感できるのです。
さらに、ヘナは肝臓にも効果があるとされています。
というのも、私たちは日々、食べ物を食べていますが、代謝しきれなかったものや化学成分は毒素となり、体に入った毒素のうち9割は肝臓で処理され体外へ排出されています。
ところが、頭髪に日頃使っているシャンプーやリンス、整髪剤は一部が経皮毒になるのですが、これらは他の毒素と比べて排出が難しく、多くの場合子宮や前立腺に止まってしまうとされています。
そんな中、ヘナマッサージの際に、
・ローソニアアルベという肝臓の毒素の排出を助ける成分を含んだヘナ
・細胞を若返らせ、内臓を強化させるアーマラキー
といった薬草を使うことで、排出が難しい経皮毒も含めて肝臓の毒素排出をサポートするので、ヘナはアーユルヴェーダでは、
・毒素排出
・炎症抑制
・血糖や新陳代謝を良くする
など様々な効果を持つ治療のような存在なんですね。
こうしたことから、ヘナによるデトックス効果は決して嘘ではないということがわかると思います。
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アーユルヴェーダでヘナのデトックス効果を得るには塗布前にオイルマッサージをするのがポイント!お風呂でヘナペーストを作って塗布して、洗い流そう
ヘナをやったことがある方は覚えがあると思いますが、ヘナは頭皮の脂を吸着するため髪の毛がパサパサになってしまいますよね。
そこで、アーユルヴェーダではヘナの前にオイルで頭皮マッサージをすることで、髪の毛に油分を補いながら頭皮の健康を増進させ、乾燥も抑える効果があるのです。
そこで、特に髪の毛が細くて少ない方や乾燥してぱさつきがちな方にはヘナの前のオイルマッサージがおすすめです。
そんな頭皮のオイルマッサージでは、太白ごま油やココナッツオイルを使いますが、このヘッドマッサージに関しては次の記事で詳しくお伝えしているので、合わせてご覧くださいね。
オイルマッサージを行って頭皮の血行が良くなり、髪の毛の保湿がされた状態で、ヘナを塗布していきます。
☆ヘナペーストを作り方
100&天然の新鮮な乾燥ヘナの粉末を使います。
これに加えて、前述でお伝えしたアンチエイジング効果の高いアーマラキーや、ヘナによって白髪がオレンジ色に染まるのを防ぐインディゴパウダーなどをミックスさせることをおすすめします。
ちなみに、天然の新鮮なパウダーを使うのがポイントなので、ネット通販で購入する場合は、品質が高い「IPM」のシリーズから購入するようにしましょう。
・ヘナ
出典 amazon.co.jp
・アーマラキー
出典 amazon.co.jp
・インディゴパウダー
出典 amazon.co.jp
ちなみに、ハーバルブレンドも加わった基本の4点セットというのもあります。
・基本の4点セット
出典 amazon.co.jp
こうしてミックスさせたパウダーをその3~4倍くらいの量のお湯で溶いてペースト状にします。
このとき、水ではなくお湯に溶くことで髪を染めた時の発光が良くなります。
そして、髪の長さによってヘナの量は次くらいが目安になりますので参考にしてみてください。
・ショート:40~50g
・ミディアム:70g
・ロング:100g
それから、濡れていない手にビニール袋を装着して、ペーストを頭皮に揉み込んで、しっかりとマッサージするように使います。
そのまま湯船につかるなど、好みでしばらく置いたあと、シャワーでシャンプーなどは使わずに、しっかりとヘナを洗い流します。
この時、水への色落ちは完全にはなくならないですし、染め終えた後は多少色落ちするので寝具にはタオルを敷くようにしましょう。
ちなみに、リビングルームで行うとヘナがどこかに装着して色素沈着してしまうこともありますので、初めからお風呂で行った方が良いでしょう。
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アーユルヴェーダでヘナの好転反応にはだるい・眠い・頭痛や便秘などいろいろある!
ヘナによるマッサージを行うと、好転反応として初めての場合は特に、
・だるい
・眠い
といったことが現れます。
これらはヘナによって副交感神経が優位になり、体がリラックスしている状態なので、ドーシャが悪化している時の倦怠感とは違って心地よいだるさが続きます。
そして、仕事などもしたくなくなって家でのんびり過ごしたくなるので、自分でやる時にはお休みの前の日に行うと良いでしょう。
その上で、
・頭痛
・下痢
などが現れる場合も好転反応の一種で、頭痛はヘナを洗い流す頃にはすっきりしてなくなっていることがほとんどですし、下痢は便秘していた方に現れることが多いようですね。
さらに、人によっては
・湿疹
・吐き気
・腰痛
・腹痛
などもあるようですが、これはアビヤンガの好転反応と同じで、疲れが蓄積し、かなり具合が悪い時に行うとその分だけ思い好転反応が現れるようですね。
そのため、ヘナもできれば1ヶ月に数回は行うようにして、毒素を溜めすぎないようにするのが大事ですね。
とはいえ、好転反応がつらくても、ヘナの後に慌ただしく動かずにおうちでリラックししていればすぐに鎮静しますし、翌朝起きる頃には生まれ変わったように体が軽くなっていますよ。
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アーユルヴェーダでヘナのデトックス効果のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ヘナのデトックス効果や好転反応の症状とやり方や、肝臓にも効くかといったことについて詳しくお伝えしました。
ヘナはヘナという薬草やアーマラキーなどのアーユルヴェーダハーブを用いた頭皮マッサージのことで、美髪・美肌・小顔・リラックス効果などがあり、具体的には、
・便秘が改善した
・足のむくみがとれた
・頭痛がやわらいだ
・利尿作用があった
などのデトックス効果が期待できますし、頭皮に塗布することで体の中の毒素の排出のほとんどを担っている
肝臓の働きをサポートする効果
もあるので、アビヤンガと同じように体の毒素を排出することを重視するアーユルヴェーダでは白髪染めというよりもデトックスのために行うのでした。
そんなヘナマッサージですがそれだけだと髪がぱさつきやすいため、先に
オイルを用いたヘッドマッサージ
を行い、お伝えした量のヘナ・アーマラキー・インディゴなどのパウダーをお湯で溶いてペーストにし、髪の毛に塗布し、5分ほどお風呂の湯船につかりながら放置して洗い流すとのことでしたね。
このヘナマッサージの後には、
・だるい
・眠い
といった好転反応が起こることが多く、下痢や頭痛、湿疹なども現れるようですが、日頃から毒素を溜めすぎないようにこまめにヘナを行っていれば好転反応も少ないとお伝えしました。
そのため、ヘナを行うのはできるだけお休みの前の日に行い、終わった後はリラックスして過ごして、好転反応が治る頃に体が軽く、生まれ変わったようになるのを実感してくださいね。
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