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インドの伝承医学「アーユルヴェーダ」はあくまで健康を守るための予防医学ですが、不要な老廃物のデトックスを重視しているので、ダイエット効果も期待できると話題です。
そこで、アーユルヴェーダのダイエットや痩身効果のついて痩せるコツとして痩身マッサージや、ヴァータ・ピッタ・カパなど体質診断別のダイエット方法で白湯や食事、漢方などでもおすすめのトリプルスパイスなどのサプリについて知りたいのではないでしょうか。
それから、アーユルヴェーダのダイエット効果とエステやファスティングとの比較や口コミも気になりますよね。
そこで今回は、アーユルヴェーダのダイエット効果と方法を体質別に整理し、口コミについても合わせてお伝えしていきますね。
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目次
アーユルヴェーダはエステやファスティングと比較すると、高いデトックス作用でダイエット効果が期待できる!口コミでは「二度と太らない体を作る」と話題!
インドの伝承医学であるアーユルヴェーダでは、体の中にあるあらゆる管(血管・リンパ・口から胃腸、肛門までのルート、尿道、汗腺、乳腺など)をスロータスと呼んでいます。
そして、日々このスロータスをつまらせずに栄養を運び、老廃物も排出し、日々デトックスすることを重視しています。
それから、若い頃や体が健康な状態では解毒能力が高いものの、年齢を重ねていくことや、若くてもストレスや疲れを溜めているとそれが原因になって解毒や浄化機能が衰えるとしています。
そのため、
・食事
・運動
特にこの二点を重視し、体質や季節に合った食事を摂り、適切な運動を行うことで健やかでバランスのとれた体を作ることを大切にしているのです。
こうしたことから、アーユルヴェーダでは、昨今日本で話題のファスティングについてもおすすめしていません。
ファスティングというと日本語に訳せば「断食」になることから、インド生まれのアーユルヴェーダではおすすめするのでは?と思われそうですが、
断食はヨガの修行者が行うこと
であり、一般の方が健康を守るために行うことではありません。
そして、アーユルヴェーダには「ダイエット」や「断食」という概念はなく、
個人の健康を守ること
が第一としているので、ただ痩せるだけではなく、バランスのとれた体づくりで楽に、過ごしやすい状態にするためのコツがたくさんあるんですね。
基本的には、ファスティングも
・日頃食べすぎで働かせすぎている胃腸をお休みする
ことで
・胃腸の消化力を整え、体をリセットする
といったようなことを言っているので、アーユルヴェーダの目的と同じように見えますが、アーユルヴェーダでは、
日頃食べ過ぎたり、ストレスを溜めることで溜まった体内の毒素をデトックスする
ことを目的に、具体的に排出するための方法を理論的に伝えているので、食事を休む必要もないですし、心身ともにリラックスすることができますしリバウンドももちろんないのです。
そのため、アーユルヴェーダを参考にダイエットを意識した食事や生活を送った方の口コミをチェックすると、
二度と太らない体を作ることができる
と話題ですね。
また、日本のエステで痩身マッサージというと、脂肪の除去を促すマッサージを目的にしていますが、アーユルヴェーダではマッサージも
老廃物のデトックス
を目的にしているため、方法は似ていても作用などが異なり、長い目で見て不要な脂肪や老廃物でむくまず、元のバランスの悪い体に戻りにくいという違いがあるんです。
そこで、ここからはファスティングとは異なるということを前提に、
デトックス
を意識して自分がどんな風に未消化物を溜めやすいか、その排出法をチェックしていってくださいね。
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アーユルヴェーダの体質診断別(ヴァータ・ピッタ・カパ)の食事などのダイエット方法をチェック!ガルシャナなど痩身マッサージや白湯を体質別に工夫して。
アーユルヴェーダでは、心と体の基本的な性質を表す体質のことを、
・風に象徴されるヴァータ
・火に象徴されるピッタ
・水に象徴されるカパ
といったように、大きく分けて3種類の生命エネルギーで分類しています。
そして、
・ヴァータは冷えや乾燥・移動のしすぎなどに弱く便秘に悩みやすい
・ピッタは消化力が高く美食家でつい食べ過ぎてしまい消化不良や気づくと太っていることがある
・カパは脂肪や水分をため込みやすくむくみなどにも悩みやすい
といったように、それぞれのエネルギーの憎悪によって毒素を溜めて、体のアンバランスに悩むということがわかります。
そこで、これらの毒素のデトックスをすることで、ダイエットというより、体のバランスを取りやすくなるため、体質別に合った方法を取ることが重要となります。
例えば、
・ヴァータは体を温め、油分を意識した食事を取り、安定した暮らしを意識する
・ピッタは消化力に合った食事を取り、過剰な油分やアルコールは取らないようにする、ストレスもためない
・カパは水分や脂肪の取りすぎに気をつけ、辛いものや苦いもので老廃物を排出し、特に運動を意識する
といったことがポイントになります。
一方で、ヴァータ・ピッタ・カパの3つの体質すべてにおすすめで、体質別に工夫を取り入れると良い方法が
・白湯
・ガルシャナ(痩身マッサージ)
の2点になります。
ちなみに、ご自身の体質診断については次の記事で詳しくお伝えしているので、合わせてご覧くださいね。
アーユルヴェーダでオススメのダイエット方法①:白湯の常用で冷えや便秘、むくみを解消して!
海外セレブや日本の芸能人・政治家も実践し、冷えや便秘など様々な不調が改善すると話題の白湯ですが、実は発祥はアーユルヴェーダです。
その効果には様々なものがありますが、特に
・胃腸を温めて働きを良くすること
・白湯を飲むと胃腸から全身が温まり、腸の働きが良くなる
・未消化物や溜まった老廃物の排出を促す
といったことが挙げられます。
そして
・ヴァータ
・ピッタ
・カパ
の3つのドーシャのバランスを整える効果がある上に、
飲み続けると多くの人は体重が1ヶ月で2~3キロ減る
とまで言われているので驚き出るよね(もちろん、個人差はあります)。
そこで、どんな体質の方でも
・朝一杯の飲み物は白湯にする
・食事の前に一杯の白湯を飲む
・食中もちびちびと白湯をすすりながら食事をする
・食後も一杯の白湯を飲む
・寝る前に一杯の白湯を飲む
といったように、ことあるごとに白湯を意識して飲むと良いでしょう。
一方で、体質別に考えると、白湯にも次のような工夫をする必要があります。
ヴァータ
3つの体質の中でもっとも白湯が合っているのは冷えや乾燥に弱いヴァータ体質で、
・体を温める
・リラックスする
といった白湯の効果が良く働きます。
そして、余分な水を溜めやすいといったこともないので、他の体質の方よりも白湯を意識して飲んでも問題ないでしょう。
さらに工夫するとしたら、
朝一杯の白湯にレモンを絞る方法
で、これは
白湯にレモン果汁を5滴ほど加える
だけで良く、レモンには腸に刺激を与えて動きを活発にして、コロコロした硬い乾燥便を排出しやすくする効果が期待できるので、ヴァータ体質にぴったりです。
さらに、
・生姜の絞り汁
・岩塩
などもヴァータ体質に合っているので、加えてみてくださいね。
ただし、ヴァータ体質に加えてピッタも優勢な場合、レモンを加えた白湯を飲みすぎると刺激が強すぎて
・胸焼け
・胃腸の刺激
などを感じるようになってしまうため、ほどほどにする必要があります。
また、ヴァータだけが優勢の方でも
・真夏の暑い時期でピッタが上がりやすい時
などは注意が必要で、レモン白湯は朝の一杯だけにして、残りは白湯にしておいた方が無難です。
ピッタ
もともと体が温かく、胃腸に火が燃えているピッタ優勢の方は、白湯の飲み過ぎがおすすめではありません。
そのため、
・消化力が落ちて珍しく便秘気味の時
や
・食べ過ぎて下痢が辛い時
などを覗いて意識して白湯を飲まなくても良いでしょう。
むしろ、朝の一杯は白湯よりも常温にし、飲むとしたら
・リラックス効果が期待できる夜寝る前の一杯を白湯に
するのがおすすめです。
それから、季節に応じても変更し、
・真夏は避ける
・真冬の寒い時期なら朝でも白湯を飲む
といったように、気温の低下と自分の体の調子のバランスを取りながら白湯を飲むようにしてくださいね。
ちなみに、どんなに体の温かい体質のピッタさんでも氷の入ったキンキンに冷えた水はおすすめしないので、
白湯でない場合は常温が基本
ということを覚えておきましょう。
カパ
カパ優勢の体質の方はヴァータの方と同じく、
冷えやすい
という特徴があり、
・消化不良を起こしやすい
・ストレスを溜めやすい
という特徴もあるので、白湯はおすすめです。
そのため、飲み方や飲むタイミングはヴァータ体質の方と基本的に同じですが、
・むくみやすい
傾向にあるため、飲み過ぎには注意が必要ですよ。
ちなみに、カパ体質の方であれば、レモン白湯に生姜や岩塩もおすすめですが、
・黒胡椒
もおすすめで、朝の一杯には
ハチミツレモン水
を摂るようにするとカパの溜めやすい脂肪を除去する効果が期待できるので、次の記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
アーユルヴェーダでオススメのダイエット方法②:ガルシャナ(痩身マッサージ)やオイルマッサージもおすすめ!
アーユルヴェーダではマッサージによって老廃物をデトックスする方法がたくさんあります。
その一つが
ガルシャナ
で、これは絹の手袋を使って毛の流れに逆らいながら行うマッサージのことで、特に
・カパ体質
の方におすすめです。
これは日頃運動が衰えがちな方の体の皮膚を刺激し、滞っている血行を促進し、それによってダイエット効果が期待できるのです。
そして、ヴァータ体質やピッタ体質の方にもガルシャナはおすすめですが、ダイエットを目的にするならヴァータ体質の方に最も合っていると言えます。
一方、
・ヴァータ体質の方は冷え性改善
・ピッタ体質の方は敏感な皮膚の色艶を良くする
といった効果が期待でき、それぞれ微妙にやり方などにも工夫が要るので、実践する前に次の記事を合わせてご覧になってくださいね。
それから、ダイエット目的でヴァータ体質の方やピッタ体質の方がマッサージをするなら「オイルマッサージ」がおすすめで、
・ヴァータ体質の方は太白胡麻油を使ったマッサージ
・ピッタ体質の方はココナッツオイルを使ったマッサージ
が適切でしょう。
こうしたオイルを施用しデトックスを目的としたアーユルヴェーダのオイルマッサージのことを
アビヤンガ
というので、アビヤンガの方法やオイルの選び方については次の記事を合わせてご覧くださいね。
アーユルヴェーダでオススメのダイエット方法③:食事でヴァータは「消化に優しい」ピッタは「新鮮な食べ物」カパは「苦みや渋みを意識」がポイント!
・白湯
・マッサージ
とどの体質にも基本的には合っていて、さらに工夫すると良いアーユルヴェーダのダイエット法をお伝えしてきましたが、そもそも老廃物を溜めないために日々の食事も大切です。
そして、
・朝は一杯の水(体質や季節別に常温の水や白湯、白湯にプラスαなどを選ぶ)
・朝から固形物をいきなり摂ったりせずに消化に優しいもの
を摂り、
・昼食は3食の中で一番しっかり食べる
・夕食は軽めにする
といったことはどんな体質の方も最低限守るようにしましょう。
その上で、体質別に「毒素を溜め込みにくい」食事法のポイントをお伝えします。
ヴァータ
ヴァータが優勢の方は、
体の冷えや乾燥による便秘
などでなんとなくお腹がぽっこりしたり、体の調子が悪くなってダイエットをしたいと思うことが多いようです。
でもその多くは痩せ傾向にあり、特別痩せる必要がないことが多いので、そもそも上記のような状態にならないように、日頃から
体を温め、良質な油分で便秘を改善する
といったことを意識すれば理想的なすらっとした体型になることができます。
また意外かもしれないですが、
・三時のおやつを摂る
ようにすると代謝を下げずに済んでおすすめです。
さらに、胃が張ってきたりおならが良く出るといったことに悩まされがちなので、スパイスを摂るなら、
・クミンシード
・アジョワンシード
・生姜
などがおすすめです。
ピッタ
ピッタが優勢の方は人一倍頑張り屋さんでストレスを溜めやすく、食事を一番の楽しみにしているので疲れると食に走りやすい傾向にあります。
そして、気づいた時には結構太っていた!ということも珍しくありません。
そのため、食事を摂るときには、
新鮮で旬の野菜や果物
を意識して、油分もオリーブオイルやギーなど、純性の高いものを摂るようにしましょう。
それから、体がもともと温かいのでスパイスは全体的に摂りすぎ注意ですが、
・フェンネルシード
・コリアンダーシード
・カルダモン
など、口の中や気分をさっぱりさせ、香味豊かなスパイスはピッタ優勢の方におすすめです。
さらに、お腹が空くとイライラしたり胃酸で不快になることもあるので、食事と食事の間をあけすぎないように、夕方はおやつを摂ったりしましょう。
カパ
カパ優勢の方は最も脂肪を溜め込みやすく、太りにくく痩せにくく、むくみなどにも年中悩んでいる方が多いことでしょう。
その割に、他の体質の方ほどたくさん食べたり飲んでいるわけではないのになぜ?と感じる方が多そうです。
それはカパ優勢の体質の方が、
・消化力が緩慢
・もともと動作や体の動きやゆっくり
・運動がおろそかになりがち
といった特徴があるからなので、もともと食べる量が少なくても、それを意識して消化するよう意識しなければデトックスできずに溜め込んでしまう傾向にあるんですね。
そこで、食事を摂る時には
・蠕動運動を促す食物繊維がたっぷり入った野菜
を多めに摂ったり、
・刺激のある辛いもの、苦いもの
などがオススメなので、春先に旬を迎える山菜なんかはカパ体質の方にぴったりです。
一方で、
・お砂糖たっぷりの甘いお菓子
・脂っこい食べ物
は消化に重く、体を冷やし、カパ体質の脂肪を溜め込みやすい傾向をさらに拍車をかけるので、控えるようにしましょう。
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アーユルヴェーダや漢方でも使われるトリプルスパイスのサプリがダイエットに効果的!
アーユルヴェーダではどの体質においても毒素を溜めないことがポイントになるため、
・日々の消化力を維持すること
・消化力に合った食事をすること
がとっても大切です。
でも、その日の消化力が具体的にどれくらいあるかなんていまひとつわからないという方が多いのではないでしょうか?
そんな時は、アーユルヴェーダのホームレメディーの代表格であり、漢方でも重宝されている3つのスパイスを用いた
・トリカトゥ
がおすすめです。
これは
・乾燥生姜
・長胡椒
・黒胡椒
という3つの辛味を混ぜているのでそれを意味する「トリカトゥ」が名前になっているミックススパイスのことです。
その作用としては、
・消化力を高める
・体を温める
・解毒作用
・脂肪分解
などの効果が期待できる最高の消化促進材です。
これの作り方も簡単で、
黒胡椒と長胡椒、乾燥生姜粉を「1:1:1」で混ぜるだけ
で良いのですが、粗挽きではなくホールスパイスを細かく挽いてパウダー状にする必要があります。
そして、スパイスは香りや新鮮さが命なので、アーユルヴェーダではホールスパイスをミルや、できれば石臼でパウダー状にするのですが、これは結構労力が要ります。
そこでおすすめなのが、トリカトゥのサプリです。
出典 iherb.com
これであればカプセル状になっているので、気軽に取り入れることができますね。
そして、トリカトゥは、
・腸の調子が悪い時(消化不良やガスの溜まりを感じる時)
・風邪のひきはじめ
・花粉症のとき
などにおすすめで、サプリは水と一緒に飲んだり、パウダーなら白湯に溶かして飲むと良いでしょう。
ちなみに、辛味が強いので、消化に問題がない時のピッタ体質の方にはあまりおすすめではありません。
また、
・消化管に炎症がある方
・潰瘍がある方
などはスパイスの持つ鋭性、温性などが炎症を増長させてしまうことがあるので、くれぐれも摂りすぎには注意が必要です。
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アーユルヴェーダのダイエット効果と方法のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アーユルヴェーダのダイエット効果と方法を体質別に整理し、口コミについても合わせてお伝えしました。
インドの伝承医学アーユルヴェーダは、
毒素を溜め込まない暮らし
を重視していることから、
・日々の食事で消化不良を起こさないこと
・精神的なストレスも溜めずにリリースしていくこと
などを重要視していて、エステやファスティングのように
溜めた脂肪そのものを落とす
というイメージよりは、
体内に蓄積した未消化物をデトックスする
ことですっきりとすることができ、口コミでも
二度とリバウンドしない体づくりができる
と話題なのでした。
そんなアーユルヴェーダのダイエット方法を詳しくチェックしていくと、
・白湯
・マッサージ
がおすすめで、体質診断でヴァータ・ピッタ・カパ別に、
白湯を常温にした方が良い時や白湯にレモンや生姜を加えると良い体質
があったり、
マッサージながらカパはガルシャナ(痩身マッサージ)ヴァータやごま油のアビヤンガ、ピッタにはココナッツオイルのアビヤンガ
など工夫すると良いポイントをお伝えしました。
それから、食事法で
・ヴァータは乾燥を防ぎ体を温め、消化に良い食事で、スパイスなら生姜など
・ピッタは新鮮で旬の食べ物にし、スパイスならリフレッシュ効果の高いフェンネルなど
・カパは苦みや辛味など刺激のある食べ物にし、むくみを溜めないように気をつける
などのポイントがあり、どの体質にもおすすめなのが漢方でも使われている
トリカトゥ
という3つの辛味がミックスすされたスパイスやそのサプリも紹介してみました。
こうした日々の白湯、食事、マッサージなどを行った上で、
・規則的な暮らし
・適度な運動
も理想的な体づくりには欠かせないポイントです。
そのため、ダイエットをしてすっきりとしたボディメイクをしたい方は、まずは生活スタイルを見直した上で、お伝えしたような方法を実践するようにしてくださいね!
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